« 焼津で食べた変わり寿司 | トップページ | 茶殻 »

2009年3月11日 (水)

さよなら「津むら」

「大阪でお薦めの日本料理を教えてと言われると、
まずは「津むら」をリストアップします。

大阪では有名な、食のライターさんに連れて行ってもろた、
…と言う人から連れて行ってもろたのが数年前。

大阪の味は京都の味よりメリハリがはっきりしている。
小さい頃から慣れ親しんだ味加減によく似てて、
いっぺんに好きになりました。

美味しくて、そして安い! やっぱ、大阪はええなぁ~catface

その大阪グルメにその名を轟かせている「津むら」が、
来月いっぱいでお店を閉めるというので、
ちょっとご無沙汰していて気になってたのもあり、で、
慌てて駆けつけましたrun

色々したいことがいっぱいあるから、
まだまだ余力がある今のうちに始めないと、
年をとってからでは遅すぎる。

何年も前から決めていたそうで、今がその時だそうです。
うらやましく、あっぱれな決断ですね。

お料理をいただくにつれ、
これで終わりは惜しいなぁ、と、つくづく思う美味しさでした。

飯蛸の下にはシャキッと噛み応えのある若布。
ユルユル加減に冷やし固めた出汁がうまい!

平貝のすり身で作った真丈は旨味の濃さに仰け反りそうに。
白髪葱が強くなりすぎないように押さえてくれてます。

090311_1_3 090311_2

鮃の薄造りは晒した青ねぎと一緒にポン酢でいただきます。
山葵じゃないところが淡いデリケートさを引き立ててます。

唐墨と桜の花の塩漬けをのせた飯蒸し。
唐墨の生臭みを桜の香りが押さえてくれてます。

090311_3 090311_4

おろし蓮根にうにをのせて、艶やかな葛餡をかけた蒸し物。
餡のとろみ加減がすごぉ~くヨカッタ。

弾力がある、あいなめの照り焼きは天然物。
独特の臭みがないのは天然物だからなんだと改めて確認。

090311_5 090311_6

吉田牧場のカチョカバロは、カリカリに焼いたせんべい風と
トロ~っと溶けた部分が一緒になった絶妙の食感。

甘鯛には新筍や三つ葉の茎や茗荷がたっぷりの
薄葛餡がかかっていて、野菜の優しい味が甘鯛とよく合いました。

090311_7 090311_8

軟らかく炊き上げた豆ご飯は、塩加減が絶妙で、思わずお代わり。
あのギリギリの柔らかさは、けっこう度胸の要る水加減。

最後の和菓子は出来たて蕨餅に黒蜜。
甘さ控えめで、なんぼでもはいりそうでっせ、津むらさん。

090311_9 090311_10

ワインにもお詳しいので、取りあえず数ヶ月海外脱出して、
オモロイことしてくるそうです。

東京でもなんかやりましょうよ、津むらさん。
オモロイことを。ね。

090310_11

|

« 焼津で食べた変わり寿司 | トップページ | 茶殻 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 焼津で食べた変わり寿司 | トップページ | 茶殻 »