ソバリエ・ルシック手学テスト
江戸ソバリエは、NPOの「神田雑学大学」の中の、
江戸ソバリエ認定事業実行委員会が認定する民間の資格です。
蕎麦に関する講義を2日に渡って朝から夕方までビッチリと受け、
蕎麦打ちを体験し、10軒以上のお蕎麦屋さんのレポートを提出し、
2000字以上のレポートを提出するんです。
6年ぐらい前にスタートし、
今では千数百人のソバリエが誕生しています。
私は3年前にこの資格を知り、
ギリギリの軒数と締め切りをどうにか間に合わせ、取得しました。
そしてその時に、蕎麦が打てないのに、
ソバリエですと言うのが、私としては、どうもイヤだったので、
取得をきっかけに蕎麦打ちをスタートしたワケですよ。
やっと蕎麦打ちになれてきて、
ソバリエ持ってまーすと人に言えるようになってきたら、
なんと、江戸ソバリエの上の資格が出来るって案内が。
せっかくだから受けてみましょ、と、申し込みましたよ~。
講義はとても興味深かったのですが、
蕎麦を植える畑の肥料だとか、石臼だとかの質問に、
これはちょっと、プロにド素人が混じった感じー。
ま、行けるところまで行くしかないかー、と、
全てを受講して、その後の論文も提出して。
この論文がねー、論文じゃないのよ、私のは。
どう読んでも、作文。贔屓目に見てエッセイ。
「ま、熱意は伝えた」
訳のわからんやり遂げた感が伝わったのか、合格!
やったねっ!
そして次の段階、それが手学テスト。
何をするかというと、蕎麦打ちをする。ま、当たり前か…。
二八の粉1kgを50分以内に打つんですよ。
詳しく言うと、粉をふるう所から始まって、
切った蕎麦を生舟に並べ、
道具をきれいにして定位置にきちんと並べて、
一歩引いたところに立つ。
これは、全国麺類文化地域間交流推進協議会、
長ったらしいので、縮めて「全麺協」。
そこの、素人そば打ち段位認定制度の、
初段と二段の間ぐらいのレベルだとか。
初段は700gを40分以内に、二段は1kgを40分以内に。
時間が50分と、優しい設定で受かりやすくして入れているそうですが、
認定試験を受けるどころか、見たこともないからルールがわからん。
ま、どっちにしても、無理です、私には。
だって、伸すのが楽しくて、丁寧に丁寧に伸してるし、
切るのが楽しくて細く切るから、時間がかかるのよ。
まぁなー、そうは言ってもナー、せっかく次の段階に挑戦できるんだし。
ま、取りあえず受けてみっか。
…と、結局受けるんかい。
そう、受けたんですよー。
長くなったので、続きは明日ね。
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