仲佐で昼食を
東京から下呂温泉に行くって遠いのよね。
車で行くと山越えが、列車で行くと単線が、
たどり着くまでの時間を長引かせてる。
なのに!
なのに今年に入って3回目!
どうしてそこまで行けるのか。
そこに仲佐があるからだっ!
…なんちゃってね。
今回はとある集まりに加えていただいたので、
一人では注文できないコース料理を堪能できました♪
最初のお楽しみはいつもの胡麻豆腐。
添えられた箸置きは鴨でも鳩でもなく、鵜。
前日お誕生日を迎えられた方のために開けられたのは、
なんと、’90クリスタルぅ~♪
ご相伴にあずかった私は幸運です。ゴチになります!
出汁でいただく蕎麦掻きは香り豊かで、
粗挽きだけど口あたりはとても滑らか。
鮎は酒塩に浸けてからの一夜干し。
脱水された旨味の濃さ、カリッと焼かれた香ばしさ。
あ~、もっと食べたい。
あと一枚、遠慮が無ければあと三枚!(笑)
出汁をたっぷり抱き込んだ茄子には
ニセアカシアの酢の物がトッピングされ、
岩茸が添えられている。
岩茸の下準備の手間ひまがわかっているので、
こんなにたくさん添えられると感激です。
朴葉に包まれた穴子の飯蒸しは、
長崎の穴子を使われているそうです。
今までに何度か朴葉を使った料理は食べていますが、
朴葉の鮮度が良くなかったのでしょうね。
今回初めて、朴葉の華やかな香りがわかりました。
さて、蕎麦。まずはかけそばです。
削り立ての本枯れが良い香りで、柚子の香りに負けていません。
2種類のせいろは奈川在来と、希少品種のこそば。
力強い味と香りに、皆さんから驚きの声とタメイキが漏れます。
人数が揃ったからこそ展開してくださった蕎麦三昧。
前もって予約しようにも「こそばはもう出来ませんよ」って。
ふふふ。私って、ついてる?持ってる?
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