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2014年2月 7日 (金)

ボララボ

茨城県でボラが異常発生しているそうですね。
川の水よりボラの数の方が多いんじゃない?
と言うような不気味な映像に、
ヒッチコックの「鳥」を思い出しちゃいました。

それだけの数が発生していても捕ろうとならないのは、
「ボラって泥クサイくて美味しくない」
そのイメージなんですよね。

ボラは何トン単位の魚群を作るそうです。
ボラは川に上がると泥臭くなるそうです。

ボラは本来全く臭くなく、身はとても美味しい。
ボラを誤解してる。

ボラのことを教えてくださったのは、村さんです。
そして、本当のボラ「沖ボラ」が届きました。
大きくて、立派な鯉を見るようです。
川に上るボラは小さいサイズのもののようです。

ボラは出世魚で最終的に1メートル近くになるようですが、
その時の名前が「トド」。
これで終わりと言うような意味で使われる「とどのつまり」は
ここから来ています。

上から見た頭は大きいのですが、横から見ると可愛いですね。

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ボラは海底の藻をエサにしているので、
付いている砂ごと食べるんだそうです。

その砂や泥は幽門のところで貯まるようになっていて、
それを「ボラのへそ」とか「そろばん」と言うそうです。

尻尾のように細くなっているところが泥臭いので
それをきれいに取り除いて焼くと良い、と村さんからの教えてもらいました。

ボラのへそが一番大切で、ボラの身は捨ててもいい。
それぐらい貴重な珍味なんだとも。
ま、もちろん身を捨てる訳ないですけどね。

切ってみると鶏の砂肝のようです。
だから、砂肝と同じように厚い膜を取る処理をしてみました。

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串に刺して焼くところなんて、ホント焼き鳥です。
焼きがあまいより、しっかりめに焼いた方が噛んだ食感が良いですね。
肉臭くない砂肝。そんな食感です。

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で、身は刺身にしたり火を通したり。
ボラ実験室。ボララボスタートです♪

肝は塩をして裏ごして、剥き身を和えて。ん~~、酒を呼ぶ(笑)
カルパッチョは、参加したイタリアンの料理人に任せて。でも梅酢仕立て。

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鰤大根みたいにボラ大根にしても美味しいよ。
はい、村さん、その通り! 美味しかった♪

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身がとてもきれいだったので、棒寿司にしてみました。
しっかり塩締めして、せん切り生姜を挟んで形を整え、白板昆布をかぶせる。
酢を付けながら食べると言う食べ方がとても良かった。

頭と中骨から濃厚な出汁を取って、塩ラーメンにしてみると、
ラーメンほど出汁が濃くないからどうも物足りない。
グーの食べラー油を加えて坦々麺風にしてみたら、
みんながお代わりを要求する美味しさに激変♪

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天ぷらもしてみたら、鯛のような肉質で、
もしかしたら簡単にだませるかも、の美味しさだった。
養殖の鯛よりは絶対に美味しいに違いない。
ボラVS鯛もそのうち比べてみなくちゃね。

ボララボはこうして深夜まで続いたのであった。

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