栗の渋皮煮
先日のパリブレストレッスンで渋皮煮を使い切ってしまったので、
再び取り寄せ、またも5キロ超えを夜なべ仕事。
初夏もそうですが、秋も待ったなしの手仕事がありますね。
丹波の栗は皮が薄くて柔らかいので、
ぬるま湯にしばらく浸けておくだけで早速に剥き始めます。
3Lサイズですが、量が多いので大粒に見えません
重曹を加えて茹でること15分。それを2回。
その後は重曹を抜くために茹でます。
写真は2回目の重曹茹でです。
その後は水が透き通ってきて栗が見えるようになるまで流水に当てます。
きび砂糖、洗双糖、三温糖、和三盆などで甘みを付けます。
一度に加えると、せっかく柔らかく茹でた栗が堅くなってしまうので、
1/2~2/3量を加えて煮、一晩おいて残りを加えて煮、また一晩おく。
味を見て薄いようだったら追い砂糖をして更に煮てまた一晩。
徐々に甘みをしみこませるのが柔らかく煮上げるポイントですね。
で、出来上がったら瓶詰めにします。
冷凍にしても良いと思います。
渋皮煮の煮汁は、ゼラチンを加えてジュレにしたり、
炭酸で割ってドリンクにするもよし、コーヒーに加えてもよし。
渋皮が剥がれたり割れてしまったものは、
フードプロセッサーでペーストにして、
煮汁でゆるめて柔らかくするとコンフィチュール。
生クリームでのばすと渋皮煮クリーム。
そのままを栗餡にして和菓子にしてもよいですね。
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