« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »

2017年11月30日 (木)

更科蕎麦と江戸野菜を味わう会

Img_1735


季節ごとに開催される江戸ソバリエ協会主催の「更科蕎麦と江戸野菜を味わう」会は、
回を追うごとに参加申し込みが増え、今や即満席になる人気イベントです。

3年目突入の今回9回目に使った江戸東京野菜は、
大蔵大根、千住葱、練馬大根、滝野川人参、三河島菜、馬込三寸人参、内藤唐辛子。

打ち合わせで決まった野菜の試作を重ね、
完成させたレシピと料理を持って更科堀井さんに行くのは毎回閉店後遅く

ギリギリまでお待たせしてしまっていますが、
河合料理長は笑顔でお待ちくださってるんですよ~。残業ですよね、これって

当日開催ギリギリまで修正することもありますが、今回もギリギリ
河合料理長に感謝です。

開口一番は、総本家永坂堀井の社長のご挨拶。

Img_1710



江戸東京野菜代表の大竹先生の江戸野菜のお話は、
歴史から現状に至るまで、熱い説明がとても勉強になります。

Img_1686


料理写真はこんな感じ。

Img_1689Img_1692
Img_1693Img_1695
Img_1705Img_1708

2番目の千住葱と練馬大根・牡蠣の返し煮の写真が抜けています。
堀井さん絶賛の1品だったのに残念!

晒し千住葱は食べ放題で、追加必至のアイテムです。
今回は特に、残ったタレや汁にからめるとたまらなく美味しく、
切っても切っても追いつかないぐらいだったそうで、
ついお酒に合う味付けにしてしまう私が出ちゃったかな~

次回は2月。真冬の江戸野菜を味わえるのは20日21日の二日間です。

|

2017年11月28日 (火)

おひとり様お重の会

今年もお願い~、と、
大網白里のギャラリーテンさんからイベント依頼。

去年、とても好評だったとかで、
今年も、と、お客様からリクエストがあったそうです。

お正月料理をお皿やお重に盛り込む、
盛り付けを主体にした教室です。

皆さんに料理を作ってもらうことは時間的スペース的に出来ないので、
料理は作ったものを用意して、いざ、イベント開始!

Img_1802Img_1803
Img_1818Img_1806
Img_1808Img_1815
Img_1811Img_1825
Img_1824Img_1828


…と、まぁ、10種類のお料理を皆さんに、
まずはお皿に盛り込んでいただきます。

Img_1829


盛り込めたら、個々に盛り付けのアドバイスを。
それが終われば今度は、
おひとり様サイズの15cm角のお重に盛り替え。

こんな感じでね、と、私の盛り付け見本です。

Img_1835


ここでやっと、いただきま~~~すタイムです(^_^)V
オニオングラタンスープをコラボさせたお雑煮をお出しして❤

Img_1836


皆さんお帰りになったあとは、まかないタイムです。
おやつ時もとっくに過ぎた夕方になって、
やっとありつける~と飢えに飢えているのですが、
まずは写真写真♪

Img_1841001


準備が大変だけど楽しいイベント、今年も無事に終わりました(^_^)V

詳しい報告はギャラリーテンのブログをご覧くださいね(^_-)-☆

|

2017年11月24日 (金)

新宿内藤唐辛子で江戸生七味

江戸東京野菜の新宿内藤唐辛子は、
伊勢丹でフェアが開催されたり全国から引き合いが来たりと、年々脚光を浴びてきています。





辛味と同じぐらいの旨味がある内藤唐辛子は、江戸時代、蕎麦の薬味として人気を博しましたが、新宿の繁栄で畑が無くなりいつのまにか消えてしまいました。そして400年の時を経た2010年、内藤唐辛子プロジェクトが発足され、現代に復活しました。とは言え、まだまだ生産量の少ない貴重な内藤唐辛子。それを、被災地支援チームのmother-lineが七味にしました。七味と言えば乾燥物ですが、mother-lineは摘み取ったばかりの生を使った生七味、「江戸生七味」です!





内藤唐辛子の他には、谷中根生姜、茨城産白胡麻と黒胡麻、大分産柚子、和歌山産ぶどう山椒、徳島県吉野川すじ青海苔、宮城県産と小笠原の塩。厳選した国産材料で作りました。





柚子の黄色い部分だけを使います。





内藤唐辛子を黙々と選別作業。





程よい細かさになるまでみじん切り。





mother-lineチャリティー商品、今年のニューフェイスをどうぞよろしくお願いいたします。





|

2017年11月22日 (水)

リクエストはハンバーグ

リクエストグループからの今月のリクエストは、
ハンバ〜〜〜グ!

よく捏ね派とゆる捏ね派。
私が教えるのはゆる捏ね派。
そして焼きはしっかりと。
焦げっぷりがインスタ映えしませんねぇ




すっぱ過ぎず油っぽくなり過ぎずのフレンチドレッシングは、グーの定番。





鯵の干物のリエットはドイツパンのプンパニッケルに乗せて。
お酒を呼ぶ一品ですね〜。




これからはこのハンバーグが食べたいと家族に言われました〜、と報告をいただき、グー大喜び

|

2017年11月13日 (月)

国産イタリア米

カルナローリという名のイタリア米。
国内では生産されている農家は数えるほどだとか。

その数えるほどの農家さんのイタリア米を頂戴しました。

Img_1472

イタリアで買って帰るお米とおんなじです!(当たり前だけど

Img_1476

日本米より大粒で、透明感はなく白っぽい。

冷蔵庫の残り野菜を使ってですが、当然、リゾットに。

Img_1478


ベーコン、人参、玉ねぎ。
ブイヨンは使わず熱湯をどんどん足していく。

その代わりと言っては何なんだけど、
パルメザンチーズを山ほど混ぜ込み、
盛り付けてからも更に追いチーズ♪

しっかりしすぎの朝ご飯です

|

2017年11月10日 (金)

フルーツケーキ

今週は「そうだ、これをレッスンしよう」と、
そうだ京都に行こう的突発的レッスンで、
フルーツケーキのレッスンでした。

ドライフルーツの仕込みがあるので、
いつもよりは日程にゆとりを持たせた案内、…のつもりでしたが、
遅ーい!との声多く、腰が重いのを反省。

粉が極端に少ないこのケーキ、
今はもう無き大好きだったトレッカを、
記憶だけを頼りに再現してみた、
スパイスフルーツケーキなのです。




焼き時間が長く、ズッシリ重く、とても濃厚。

ラッピングするとクリスマスにぴったりだし、日持ちもクリスマスまでじゅうぶん保つので、これは作るしかありませんね〜(^_−)−☆


|

2017年11月 7日 (火)

11月の基本のキ

今月の「基本のキ」クラスはイタリアンでした♪

手打ちパスタは、打つ量を少なくするとのばしやすいので
思ったほど難しくないねとかハマりそうとか言いながら、皆さん入魂してました

のばした生地からフェットチーネとファルファーレを作り、
ファルファーレは帰るまで乾燥させて半生パスタでお持ち帰りです。

201711035_7201711035_9201711035_10201711035_1

フェットチーネは、厚かったり薄かったり、太かったり細かったりをまとめて、
一蓮托生~とか言いながら茹でました。

茹で立てにバターとたっぷりのパルメザンチーズ、それに黒こしょう。
ローマの名物料理で、本当はペコリーのチーズを使うのですが、
たっぷり使いたかったので、くせのないパルメザンチーズを使った「カーチョエペペ」です。
カーチョはチーズ、ぺぺはこしょう。材料がそのまま料理名です。

201711035_3

メインの「牛肉の赤ワイン煮」は煮汁がそのままパスタソースになるので、
フェットチーネは付け合わせであり一品料理であり。
全部盛り付けちゃお肉が見えませーん

こんな時は肉が見える程度に盛り付けた方が良いですね。
…とアドバイスしたときは、後の祭りでした~(笑)

201711035_5

「パンツァネッラ」は、フィレンツェの料理で、
固くなったパンを水に浸して柔らかくし、
ドレッシングでしばらくマリネした野菜と合わせた、サラダです。

ガスパチョみたい、たっぷり作っておけば朝食に良い♪
と、好評でした(^_^)V

201711035_4


ワイン煮に使ったのと同じワインで乾杯して。
おなかいっぱい、お持ち帰りいろいろの今月でした。

201711035_6

|

2017年11月 2日 (木)

村さんを囲む会

徳島県鳴門の漁師、村さんを囲む会に参加してきました。

10年前の情熱大陸で鱸捕りの名人と紹介されていた村さん。
三つ星のカンテサンスやすきやばし次郎で使われる鱸は村さんの鱸。
その番組を見ていた私は、カンテサンスで村さんの鱸を食べたい、
すきやばし次郎で握られた村さんの鱸をパクッと食べてみたい!

…と言うのになるかと思いきや、
会ってみたい、この人の船に乗って鱸を捕るところを見てみたいと思っちゃった。
そうなったらいいのになぁ~、というのではなく、この人の船に乗る!です。

コネもつながりも全くないのだから、
そんなこと勝手に思っても実現するわけないのですが、
思いは通じるもので、3年前にひょんなことからお目にかかれることに!

そして数ヶ月後には鳴門に行き、ついには船に乗せてもらったのですよ(^_^)V
やっぱり思いは通じるものなんだなぁ~と思いました。

そのとき以来の村さんですが、変わらないオーラを発し、
囲む会なのに、食べる時間を惜しんでテーブルを回って、
熱く熱くお話をしてくれました。

常に工夫して進化している村さん。
情熱大陸のころは天狗になってた、
あの頃のやり方は今となっては恥ずかしいと笑って、
今の進化を、これからの進化をお話くださいました。

20171102_1

会場の、京橋にある神田新八は、駅にほぼ直結。
神田駅にある神田新八より入りやすい印象です。

村さんの鱸三昧です\(^O^)/
…と言うものの、村さん曰く、
私が捕るのは鱸と言うにはサイズが小さめなので、
これからは村のフッコと言うことにする、とか。
ワタクシ、鱸でもフッコでもどちらでもOKでーす

けっこう出ましたよ、品数が。

20171102_3
20171102_220171102_4
20171102_520171102_6
20171102_720171102_8
20171102_9


村さん曰く、刺身より火を通した方が、私は好き。その方が美味しい。
そのお言葉賛成です!

これからはボラのシーズンになります。
これがまた美味しいんですよ。

次は、村さんのボラを食べる会。
ありそうな予感です(^_^)V

|

2017年11月 1日 (水)

リクエストはトンカツ

参加できなかった「基本のキ」のレッスンを!
とのリクエストにお応えした今月は、
トンカツです。

ローストンカツ、豚汁、ポテトサラダ。
トンカツ屋さんの王道定食ですね。

ロース肉の筋の切り方、肉のたたき方、ブカブカにならない衣の付け方、
そして色よい揚げ方。
家庭で作るトンカツは、お店で出てくるのと同じようにしても同じようには行きません。
お店で出てくるみたいだね、と、家族に言ってもらえるよう、
それなりの工夫と手をかけます。
難しいことではありませんが、皆さんにとっては目からウロコのようです。

1枚は揚げて試食。
もう1枚は、パン粉衣を付けて持ち帰って揚げるか、カツサンドにして持ち帰り。
新潟の妻有ポークを使ったので、
おいしさをすでにレッスンで使って知っているので、どちらも捨てがたく、
どっちにして持ち帰ろうかと、皆さん悩み抜いていました

どっちにして持ち帰ろうかと、皆さん悩み抜いていました

20171020_1

20171020_4

11月は基本のキがある月で、今週末。

牛肉の赤ワイン煮、手打ちパスタ、バケットのイタリアンサラダ。
赤ワイン煮は煮込まれた差し替えを用意しているので、

宿題というかお復習いというか、
煮込み途中のものは持ち帰って、続きはお家でどうぞ~~。なのです

|

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »