江戸東京・伝統野菜研究会の大竹先生は、
廃れゆく江戸野菜、東京固定種の野菜を
活性化させるのに尽力を注がれていらっしゃって、
季節ごと、旬の時期の江戸野菜のお話を
グーの創作江戸野菜料理を食べながら、
楽しく講義していただいています。
アイデアマンで行動力のある大竹先生が
練馬大根を知ってもらうために発案され、
今年5回目となった「練馬大根引っこ抜き競技大会」に、
今回お誘いいただいて、
農大かどっかに行って片っ端から引っこ抜けば良いのね、と、
勝手な思い込みで、気軽に参加表明。
ところが行ってみてオドロキ!
こんな大勢の方か参加される盛況な大会だったのですよ。
この日のために育てられた練馬大根は4000本!
引っこ抜いた練馬大根の長さ、重さ、早さをそれぞれ競う、
真面目な大会だったのですよ。
JA東京あおばがサイトで告知。
家族やグループで楽しく引っこ抜きが体験でき、
賞品やトロフィーも用意されているので、
年々人気が高まっている大会だそうです。
野菜・パン・クッキーなどの即売もあって、
地元の婦人会によるふるまい料理もご馳走になれます。
作ってくださったのは、
おろし大根をたっぷりのせた具だくさんのすずしろ汁。
美味しかったです。ごちそうさまでした♪
さて、肝心の引っこ抜き。
練馬大根の特徴は「長い」と言うこと。
長さを競う部門では、
1メートルを超える長さのものまであるほど。
80㎝ぐらいのものはザラにあるそうです。
だから深く植わっている大根を抜くのはとっても大変。
機械が使えないから人の手で収穫。
抜き方が悪いと途中で折れちゃう。
時間も体力も大変なものだから人気がなく、
年々作る農家が減少しているのが現状。
そんなお話を伺って、
抜くときの手つき腰構えなどのレクチャーを受け、
いざ挑戦!
くぅぅぅぅぅぅーーーーー!
んんんんんんーーーっ!
どりゃぁぁぁぁぁーーーーっ!
声は盛大なんだけど、大根が…。
びくともしません。抜けません。(ToT)
結局は、
JAの方が見るに見かねて抜いてくださった❤
で、記念撮影では、
いかにも私が抜きました的に笑顔のどや顔 (^^ゞ
おもしろ部門にエントリーできそうな
こんな大根も抜けましたよ♪
(はい、私が抜いたのじゃありませ~ん)
会を更に盛り上げるアイデアが浮かんだりしたので、
来年も行っちゃうよっ!
皆さんも引っこ抜きしましょうよ~。
PS:
引っこ抜いた大根は、1本はお持ち帰り。
残りは学校給食で使われるそうです。
食育に協力出来るところも良いですね。