大阪肥後橋にあるフレンチ、ルール・ブルーが、
10周年を迎えた記念のディナーをすると聞き、
連日のハードワークを労うご褒美だわ♪と、
楽しんできました。
オープン当初の事を思い出して、
修行の中で覚えた事を思い出して、
昔の自分を今の自分にコラボさせたメニュー。
…とかなんとか、
オーナーシェフの南條さんはそんな事をおっしゃってたような。
料理に合わせたワインも用意されてて、
ひたすら食べて飲んでに専念できました♪
とは言え、ディナーの3時間前に遅い昼食を終えたばかりだったので、
それぞれのポーションを少なめにとお願いしてのスタートです。
柑橘の香りが爽やかな「帆立とキャビアのタルタル」は、
最近の料理にありがちな、
粒が数えられる程度のキャビアをあしらった…ではなく、
帆立と同じぐらいの量のキャビアが乗っていて、
キャビアの塩気と帆立の甘味が濃厚にからんでいました。
(Daniel Dumont Champagne Brut Rose 1er Cru)
フォアグラのテリーヌは古典風と称してブリオッシュを添えて
金柑のコンフィチュールと赤白のポルトゼリーを合わせて。
金柑の皮の苦味、ジューの甘味がワインとも良く合って、
ポルトゼリーよりも私の好みでした。
(Domaine Riefle Gewurzraminer Grand Cru Zinnkoepfle 2009)
かえるのもも肉のフリットには、
にんにくのソースとパセリのソース。
もも肉の揚げ具合がほんのり赤みを残してしっとり。
2色のソースはにんにく2パセリ1で混ぜながらが好み♪
(ワインはシャンパンに戻る)
手長海老のポワレは、
クラシックなクリームソースでしっかりガッツリ!
お皿を舐めたくなるような丁寧な作りのソースでした。
(Chantal Lescure Mersault Les Pellands 2009)
シャラン鴨の炭火焼きには、
トリュフを贅沢に使ったペリグーソース。
(牛肉だったらロッシーニ!)
この後に続くチーズと合わせて、
2種類の赤ワインが素晴らしい締めを飾ってくれました。
(Chantal Lescure Chambolle Musigny Les Mombies 2009
Denis Barraud Lynsolence Saint-Emilion Grand Cru 2001)
デザートはパティスリー・ラヴィルリエの特製だとか。
しっかりボリュームはありましたが、難なくペロリ♪
やっぱ、デザートは別腹ですなぁ~(笑)
で、最後に出た趣向が面白い♪
店の名にちなんで、ブルーのマカロン。
そして中には誰も当てられなかったフィリングが…。
とーぜん私も、わっかりっませーん。
意地悪は承知の上で、
ルール・ブルーに行く事があれば、
南條シェフに解き明かしてもらってね。
のどのつかえが取れて、
その日のルール・ブルーは一段と
美味しくかんじる!
…かもよ。